コンセプト
どこか懐かしく、圧倒的に旨い。
食卓の主役だった「黄色いカレー」を、北海道の豊穣な食材で再定義。厚切り豚バラ肉のジューシーさ、ジャガイモの素朴な食感、そして北国の海で育った魚介の旨味。これらが重なり合い、スパイスと融合します。スパイスは単なる刺激ではなく、肉の旨味を引き出し、魚介の風味を際立たせるための「調香」として機能。一見、誰にでも作れそうな「普通」の見た目の中に、数日間かけて煮込まれた素材の結晶が隠れています。
メニュー

角煮スープカリー
特製のスパイスに漬け、長時間煮込んだ角煮を大胆に乗せた逸品

魚介スープカリー
魚介から抽出した出汁とエビを贅沢に使用し、特製のスパイスを絡めた逸品

ラムのスープカリー
北海道産のラム肉をジューシーに焼いて現地風に味つけをした逸品

野菜スープカリー
厳正した12種の野菜のフレッシュとスパイシーが特徴の逸品

スパイスのこだわり
本場インドの味を再現するために、厳選したスパイスを独自にブレンド。一つひとつのスパイスが織りなす奥深い香りと、ターメリックの鮮やかな色、クミンの芳ばしさ、コリアンダーの爽やかさを堪能しながら、本格カレーの魅力に浸ってください。カレーの味わいを決めるのは、スパイスの調和。甘み・辛み・香ばしさが絶妙に絡み合うよう、ホールスパイスとパウダースパイスを使い分け、丁寧に仕上げました。
インディアカリーについて
本場のインド料理には「カレー粉」という概念がありません。素材に合わせて、クミン、コリアンダー、ターメリック、チリなどをその都度調合します。「魚にはこのスパイス」「カリフラワーにはこれ」と、素材の持ち味を最大限に引き出すための最適解を導き出すのがインドの知恵。複雑に混ぜ合わせるだけでなく、時には2〜3種類のスパイスだけで素材を際立たせる、引き算の美学がそこにはあります。


なぜインディアカレー&北海道?
北海道の食材は、厳しい自然環境ゆえに糖度や脂の質、香りの強さが非常に秀でています。ここに多種多様なスパイスを混ぜてしまうと、素材本来の「声」が雑味に消されてしまいますが、素材の個性に合わせた「一対一のペアリング」をあえて「引き算」し、スパイスを一点に絞り込むからこそ、複雑さでは決して到達できない、素材とスパイスが一点で結ばれた「純度100%の衝撃」という新しい食体験です。

